1. 官民連帯共同研究「有機系接着剤を利用した外装タイル・石張りシステムの開発」の「外装タイル・石張りシステ
ム用接着剤の品質基準(案)」に基づく品質試験
項 目
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引張接着強さ
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試験環境
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接着強さ[N/mu]
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凝集破壊率[%]
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測定値
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基準
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測定値
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基準
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標 準
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1.28
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0.60以上
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100
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75以上
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標準状態
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低温硬化
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1.13
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0.40以上
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100
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50以上
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標準状態
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アルカリ温水
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0.66
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0.40以上
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100
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50以上
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標準状態
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冷熱水中繰り返し
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1.86
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0.40以上
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100
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50以上
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標準状態
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熱劣化
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2.83
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0.40以上
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100
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50以上
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標準状態
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※被着体: 下地/モルタル(70×70×20mm)タイル/陶磁器質タイル(45×45mm)
※塗布条件: 標準クシ目ゴテ/5mm山高さ 5mmピッチ
※項 目: 標準養生/23±2℃、(50±10)% 28日間 低温硬化/5±2℃ 28日間
アルカリ温水/標準養生後、60±2℃水酸化カルシウム飽和水溶液中 7日間 凍結融解処理/標準養生後、15.25℃清水中約24時間浸せきした後、.20±3℃気中2時間→20±3℃水中1時間を1サイクルとして200サイクル 熱劣化/標準養生後、80±2℃気中 14日間
※試験環境: 標準状態/23±2℃、(50±10)%
※引張速度: 3mm/min
項 目
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皮膜物性
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試験環境
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接着強さ[N/mu]
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凝集破壊率[%]
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測定値
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基準
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測定値
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基準
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標 準
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1.24
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1.00以上
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69
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30以上
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標準状態
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高 温
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1.09
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1.00以上
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43
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30以上
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80±2℃
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低 温
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1.97
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1.00以上
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92
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30以上
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−20±2℃
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熱劣化
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1.45
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1.00以上
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49
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30以上
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標準状態
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アルカリ温水
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1.77
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1.00以上
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54
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30以上
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標準状態
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※試験片の形状: JIS K 6251に規定するダンベル5号
※項 目 : 引張性能/23±2℃、(50±10)% 28日間
: 温度依存性(80℃)/標準養生
: 温度依存性(?20℃)/標準養生
: 熱劣化/標準養生後、80±2℃気中 14日間
: アルカリ温水/標準養生後、60℃水酸化カルシウム飽和水溶液中 7日間
※試験環境 : 標準状態/23±2℃、(50±10)%
※引張速度 : 100mm/min
項 目 |
接着強さ※
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判定基準
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引張接着強さ(N/cu) |
標 準
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99(接着剤)
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58.8以上
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高 温
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62(接着剤)
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29.4以上
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低 温
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193(接着剤)
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29.4以上
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熱劣化
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106(接着剤)
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29.4以上
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アルカリ温水
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82(接着剤)
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29.4以上
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標準養生:23±2℃、(50±10)% 7日
温 水:5±2℃ 7日→50±2℃温水中 24時間
熱劣化:23±2℃、(50±10)% 7日→60±2℃ 28日
低温硬化:5±2℃ 35日
アルカリ水中:23±2℃、(65)% 7日→水酸化カルシウム飽和溶液中60±2℃ 48時間
被着体
(VSモルタル) |
接着強さ
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汚染の有無
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接着強さ(N/cu) |
破壊モード |
黒御影石 |
1.3
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C
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なし |
ビアンコカラーラ |
1.3
|
C
|
なし
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磁器質タイル |
1.3
|
C
|
-
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陶器質タイル |
1.3
|
C
|
なし
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パーティクルボード |
1.3
|
C
|
-
|
スタイロフォーム |
0.1
|
G
|
-
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接着物を23±2℃、(50±10)%で28日間養生後試験
接着剤厚さ:5mm
G :被着体の材質破壊
C :接着剤の凝集破壊
* 石材の種類や厚み及び使用条件によっては、汚染を発生することがありますので予め確認してください。