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接着の被着材別チェックポイント
『接着剤ツールファースト』 HOME >> 接着の被着材別チェックポイント

ここでは、代表的な被着材の材質それぞれの接着作業における問題点をできるだけ簡単に述べました。実際の接着にあたっては、次のことを必すチェックしましょう。

1. 木材
含水率 材質を均等に、よく乾燥させます。含水率は8〜15%が良く、組み立ての部材間で含水率が異なると、接着後にそりやひずみを生じるおそれがあります。
木材の繊維方向 木材の繊維方向によって、材質自体の伸縮、そり、ひずみも異なるので、その組み合わせに注意し、また、木□面は吸い込みがありますので多めに塗布するか、両面塗布します。
表面仕上げ度 木材の表面は平滑なほど良く、カンナ仕上げ程度の表面が理想的です。
作業場の温度 作業場の温度は最低でも2℃以上、できれば10℃以上が理想的です。
木材接着に用いられる酢酸ビニル樹脂系エマルジョン形接着剤(ボンドCH)は通常、作業環境に合わせて夏型(12℃ 以上)冬型(約2℃以上)を使い分けます。一般用として、ニューCH18のような夏冬兼用型(2℃以上)が便利です。
油脂分の除去 油脂分の多い木材は、表面の油脂分を溶剤で取り除きます。また、竹に含まれる油分は、希釈カセイソーダ液(取扱いに注意)で煮沸するか、高温加熟で除去します。クスノキに含まれる樟脳は加熱して取り除きます。
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2. コンクリート
表面の浄化 レイタンス(あく)、ハツリくず、浮き泡などは、ワイヤブラシで取り除き、粉粒はコンプレッサーエアーで吹き飛ばすか、掃除機で吸い取ります。
水分の除去 良く乾燥させます。含水率は5〜 6%が良く、新しいコンクリートは打設後、4週間以上養生したものが理想的です。
湿潤面の作業 新旧コンクリートの打ち継ぎや濡れた面での施工には、特別に湿潤面硬化型エポキシ樹脂系(ボンドE200ボンドE250など)を使用します。
耐アルカリ性 一般にコンクリートは、材齢が若い時(打設後4週間以内)や水に濡れた時はアルカリ性が強く、エポキシ樹脂系(ボンドE200ボンドE250など)の耐アルカリ性を持つ接着剤が必要です。
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3. 金属
脱脂 表面保護や防サビのための保護油は、必す有機溶剤(ボンドGうすめ液やラッカーうすめ液など)かアルカリ洗浄剤で除去します。
サビ落とし サンドペーパー、サンドブラストなどで落とし、粉は布でよく拭き取ります。
接着作業は素早く 一般に金属の表面は非常に早く酸化するので、前処理後はすぐに接着作業を行います。
熱膨張係数
(異種材の組み合わ時)
金属・接着剤・非金属間の熱膨張係数の違いにより、接着後にはく離したりひび割れや反りがでます。このような場合は弾力性接着剤を選択します。
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4. ガラス
表面処理 ボンドGうすめ液や、ラッカーうすめ液で脱脂します。
透明性 ガラスの接着剤に透明性を要求される場合は、透明な接着剤(ボンドE70、透明エポキシ)を選びます。
熱膨張係数によるたわみ性

ガラス板と他の被着材の膨張、収縮率が著しく違うと、ガラスが割れることがあるので、たわみ性のある弾力性接着剤(ボンドMOS7)が要求されます。

※ガラスと金属・木材など異種材料の組み合わせで、10×10cm以上の接着面をエポキシ樹脂系で接合すると、ガラスが割れることがあります。照明器具、車のフロントガラス等ではごく小さい面積でも破損することがあるのでご注意ください。

接着力の低下

長期にわたり、アルカリ性の物質がにじみ出すガラスがあり、日がたつと接着力が低下する場合があるのでご注意ください。

※ボンドアロンアルファはガラスに接着しません。

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5. ゴム
表面処理 ゴム表面に残った離型剤、老化防止剤、タルクなどは、サンドペーパー、サンドブラストで落とし、ボンドGうすめ液で拭き取ります。
接着しにくいゴム

シリコーンゴム、フッ素ゴム、ウレタンゴム、ブチルゴム、天然ゴム、EPTゴムなどは接着できません。天然ゴムは、表面を硫酸で処理後、水洗いするか、研磨やグラインダーがけなどで表面を荒らし、ボンドG2を使えばある程度接着します。

※ボンドMOS7は、フッ素ゴムを除く難接着ゴムに対し、他の接着剤と比較してある程度の接着性を持っています。

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6. 皮
表面処理 特に表皮の油脂分、染料などは溶剤脱脂を行い、サンドペーパーがけをします。
接着しにくいゴム

皮革の接着は、用途により接着層に柔軟さを要求される場合が多いので、ボンドG17Z(170mlはG17)やボンドGクリヤーのような合成ゴム系接着剤を使います。

裏皮 裏皮は接着剤を吸い込みますので、2度塗りをするか、やや多めに塗布してください。
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7. プラスチック
種類の判別 プラスチックの種類は非常に多く、種類によって接着剤や接合法も異なり、接着できないものや接着してもはがれやすいものがあるのでご注意ください。
接合方法
  • 溶剤法(ソルベント法)
    熱可塑性樹脂のうち、溶剤に溶ける物に適用しますが、接着のタイミングと変形、クラックにご注意ください。

  • 接着剤法
    1. ドープセメント法
      プラスチックの原料を種々の溶剤に溶かした接着剤で、溶剤法ではクラック、白化、ひずみを生じやすく、すき間がある場合は接着が困難ですが、ドープセメント法により解消します。熱硬化性樹脂には不適です。

    2. 通常の接着剤法(極性接着剤法)
      溶剤法やドープセメント法、加熱融着法では接着できない熱硬化性樹脂に適用できます。主としてエポキシ樹脂系接着剤が利用されます。

  • 加熱融着法(ヒートシール法)
    加熱すると軟化する熱可塑性樹脂の性質を利用した接着法です。
    通常では接着しにくいポリエチレン、ポリプロピレンにも適用できます。電熱法、インパルスシール法、高周波法、超音波法、電磁誘導加熟法、赤外線シール法などがあります。ただし、硝酸セルロース(セルロイド類)は火災の危険があるため不適です。
表面処理 プラスチック表面に存在する可塑剤、充てん剤、その他成型時に使われる離型剤は、必ず事前に溶剤などで拭き取るか、サンドペパーで研磨します。溶剤は、プラスチックの種類によって溶けやすいものは避けてください。
発泡プラスチックについて

発泡プラスチックは非発泡物に比べて同一素材でも、溶剤により変形しやすいので注意が必要です。特に発泡スチロールはアルコール、石油系(ベンジンなど)以外の溶剤によって簡単に変形、溶解するのでこ注意ください。

※発泡スチロールに使用できるボンドコンクリボンドK10、ボンドK110、ボンドG2002、ボンド発泡スチロール用、ボンドCH系

プライマー
(下地改質剤・下塗り剤)

プラスチックと接着剤の両方に親和性のあるものをプライマーとして下塗りし、接着性を向上させます。当社には従来エポキシ樹脂系接着剤では完全接着が困難であった一般熱可塑性樹脂を接着するために、「ボンドプライマー80」があります。

※ボンドプライマー80で下地改質する被着材硬質塩化ビニル、アクリル、ABS、AS

白化現象
(かぶり・ブラッシング)
スチレンやアクリルのように透明な無定型プラスチツクの接着時は、表面に空気中の水分が凝結して白化しやすくなります。湿気の少ない条件で作業するか、溶剤成分の少ないものや揮発速度の遅い溶剤を使用したものを使います。
ソルベントクラック
(ひび割れ)
ポリカーボネートのように、耐溶剤性の悪いプラスチックおよび成型や加工の際の残留ひずみが残っているプラスチックは、接着後、ひび割れを生じることがあるので、適当な蒸発速度の接着剤、または無溶剤形接着剤を使用します。
可塑剤の移行(軟質塩ビ) 被着材に含まれ手可塑剤が接着剤層に移行し、接着剤の軟化や接着強度を低下させることがあります。例えば、軟質塩化ビニルに対してはクロロプレンゴム系接着剤(速乾ボンドG17Z(170mlはG17)は不適当で、ニトリルゴム系(ボンド G103)や「ボンドビニル用」、「ボンド多用途」を使います。
一般的には接着できないもの シリコン樹脂、フッ素樹脂、ポリエチレン、ナイロン、ポリプロピレンなどです。
ポリエチレン、ポリプロピレンは「ボンドアロンアルファ・プラスチック用」である程度の接着が可能になり、シリコンやナイロンは「ボンド MOS7」で接着できる可能性があります。
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上記資料は、コニシ接着読本より抜粋しましたが、実際にあたっては種々の条件その他も充分配慮のうえご利用くださるよう、お願いいたします。
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商品分類
木工ボンド速乾ボンドコンクリボンドネダボンドジカバリ・束用などコーキング剤補修剤などエポキシ系水性ビニルウレタン石材・タイル用・瓦用瞬間接着剤その他の接着剤スプレーのり・ スプレープライマーなど木材用塗料・塗布型漆喰自然塗料など防虫・防腐剤テープ類ワックスその他の素材その他の塗料塗装用具その他
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